【賃貸物件】歩行障がい者のお部屋探し

【賃貸物件】歩行障がい者のお部屋探し

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私は 遺伝性痙性対麻痺 という神経難病を患っています。

主な症状・障害は「歩行困難」で、

「両足にそれぞれ10㎏の重りをつけて、竹馬で歩いている」

といった感覚がありつつ、杖をつきながらようやく歩いている感じです。(どんな感じじゃ!(笑))

そんな私ですが、現在、住んでいるマンションは

「エレベーター無しの階段のみ、3階住まい」

なんですよ~

今の私にとって、階段の上り下りは さながらロッククライミング感覚(笑)

現在、住んでいるマンションの賃貸契約が来年の1月末で切れるので、将来、車いすを使うことも想定し、

エレベータ有、バリアフリー

な物件を探す事にしました。

物件探しはまずネットから

お部屋探しは

  • 街の不動産屋に行く
  • ネットの部屋探しサイトを見る

この 2択 だと思います。


住みたい場所が決まっている場合は 「街の不動産屋に行く」 が手っ取り早いですが、私は

東京で駅チカ職場に近い場所

であれば、どこでもいいのでまずは

ネットで部屋探し

をしてみました。

ネットでのお部屋探しは、条件を入れて検索♪

簡単に物件探しできます よね~

私は現状、杖歩行ですが、将来、車いす生活になる想定もしているので、希望条件は

  • 場所:都心近郊(始発駅だと尚可)
  • 家賃:~共益費含め10万くらい
  • 広さ:30平米くらい?
  • 設備等希望条件:駅から徒歩10分以内、鉄筋系マンション、2F以上、エレベーターあり、バリアフリー

などなど・・・

なので、こんな条件を入力して検索♪

・・・

んな物件あるかーい!

って感じでした(笑)

まず、ネットの物件検索サイトって

「バリアフリー」記載があるのに、そもそものエントランスに段差があるところが多い んですよ(笑)
ぜんぜん、バリアフリーじゃない

あとは、賃貸って

「24時間サポート料」
「消毒料」
「要保証会社利用」

等々、なんだか 「これって必要?」みたいな費用かかる んですよね。
それ見て、なんだか部屋探しが嫌になりました(笑)

そんなことを友人に相談したところ

「公的な賃貸住宅(JKKやUR賃貸などのいわゆる団地系)は?」


と言われ、
なるほど~団地系ねーと思って、そっちも調べてみる事にしました。

公的な賃貸住宅はバリアフリーな物件が多い

私の友人の一人が 「UR賃貸住宅」 に住んでいるんです。

URとは
国土交通省所管の独立行政法人「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」のこと。
なんじゃそれ?って感じですよね(笑)
最近、吉岡里帆ちゃん出演のCMで「お部屋探しはURであーる」ってCMよく観ますよね♪

一般の賃貸物件と違い、 契約~管理まですべてURが行う ため、

「礼金なし」仲介手数料なし」「保証人なし」「更新料なし」

なんです。(通常は、不動産会社・家主・管理会社など間に入るため、いろいろと費用がかかりますよね)

実際、UR団地に住んでいる友人からも

「管理人が常勤しているので、キレイだし、家賃のわりに部屋が広い」

と言っていました。

あと、物件にもよりますが、入居者が比較的お年寄りが多い物件が多いところは

バリアフリー化されているところが多い ので、私のように足が不自由でも住みやすいのでは?と友人に勧められました。

なので、さっそく、私の条件に近いUR物件の内見を申し込んできました。

UR賃貸 初内見の感想

私が内見申し込んだのは、某有名大規模団地。


駅から徒歩2~5分で駅チカ。
住棟入口から部屋まで段差無い物件です。

URの内見申込みは、HPから管轄のURショップに連絡し、日時を決められるのでとてもスムーズでした。
しかも、 内見は鍵を渡されて自由に見てよい との事なので、とても気が楽でしたよ。

今回、内見した物件は確かに段差が少なく、住みやすそうだったのですが・・・

浴槽の高さが高い(私にとっては・・・)

URバスタブ

そうなんです!


この物件、 築年数が50年とかなり古い物件なので、最近の浴槽が低いタイプのものしか、バスルームに置けない構造になっている んですよ!

部屋自体はリノベーション済で、とてもきれいなのですが、リノベ前のバスルームがもともと狭い為、浴槽は古いタイプのもの(浴槽が狭くて、高い構造のもの)しか置けない。

私のように足が上がらない人にはちょっと厳しい浴槽になっております。ざんねーん!

でも、今回初めてUR物件を内見しましたが、HPの記載通り「礼金なし」「仲介手数料なし」「保証人なし」「更新料なし」だし、団地もアリなんじゃね?と思いました♪

JKK東京 物件も見てきた

 UR賃貸を内見してきて

公的な賃貸住宅いいじゃん」

となってきた私(笑)

そうだ!私の希望条件は「東京都に住む」じゃん!

と思い、

JKK東京

の物件も内見してきました!

JKK東京とは
URは国内各地展開なのに対し、JKK東京「東京都住宅供給公社」は東京都が全額出資する特別法人なので、 東京都の住宅 管理をしている法人ですね。


一般の賃貸サービスに比べてのお得なサービスや制度は、ほぼURと一緒な感じでした。
※但し、私が入居資格のある JKK住宅(一般賃貸住宅)は「保証人(もしくは保障代行会社の申込)が必要」 でした。都民住宅等は入居資格が違うみたいなので興味ある方はHP等でご確認下さい。

ただ、私が内見してきて JKK住宅(一般賃貸住宅) の物件のほうが

「築浅もしくは建替え物件」

が多く、建物自体、 比較的キレイな物件が多かった です。でも、その分家賃は一般賃貸物件と比べても、安くはない、むしろちょっと高めかも。

さて、内見してきた物件ですが、

場所は大型商業施設が立ち並ぶ繁華街から歩いて5分の好立地。
オートロック、住棟入口から部屋まで段差無し。
但し、家賃ちょっと高めで予算ちょいオーバー。

今回、内見した部屋は最上階なので、家賃がちょっと高めでしたが、職場に行くのに乗り換えなしで行けるので、ここはガマンかなぁー。

部屋を見たとたん

「ここにしますっ!」

と言ったくらい。(笑)

バリアフリーなエントランス
広いキッチン
高さが低いバスタブ

ただし、この物件もうすでに申し込みが入っていて、いわゆるキャンセル待ち物件なんだそうです!ざんねーん!

そうそう、URもJKK東京も基本

先着順

なんです。簡単に言えば早い者勝ち。
なので、 良い条件のお部屋はすぐに申込入っちゃう んですよね~。

でも、申込されていても「キャンセル」される場合も結構あるとのことです。

この物件がダメでも、JKK東京の他の部屋に空きが出たらすぐに紹介頂けるようにお願いしてきました。

あ、ちなみにJKK東京の物件に関しては、 不動産屋を通しての内見申込をしました。

URもJKK東京も、扱いのある不動産屋を通して申し込みできます。
仲介手数料は基本無料(都民住宅は管理形態により一部住戸では仲介手数料が発生)なので、

自分で物件を探すのが手間という方は、公的な賃貸住宅を取り扱える不動産屋に自分の希望条件を提示して探してもらうのもアリ だと思います。

私は自分で探す・不動産屋で探すの2パターン試してみたかったので、今回は不動産屋に条件を提示して探してもらいました。

他の物件と比べたい場合などは、不動産屋を通すのはいいかも しれません。
但し、 結局、契約等の手続き諸々は自分でしないといけないので、住みたい物件が決まっているのであれば、個人でURなりJKK東京なり、連絡しちゃうほうが早い ような気がします。

私の部屋探しはJKK東京もしくはUR賃貸の2択

今回、初めていわゆる 公的な賃貸住宅 の物件を内見しましたが、結論

私の部屋探しは

JKK東京もしくはUR賃貸 の2択

かなーと思いました。

でも、やっぱり メリット・デメリット はあります。

メリット

  • 「礼金なし」「仲介手数料なし」「更新料なし」 (URは「保証人なし」)
  • バリアフリー物件が多い
  • 余計な費用を請求されない (消毒費用などわけわかんない費用)
  • 管理がしっかりしている (ほとんど、管理人などが常勤)

    デメリット

    • 家賃はそんなに安くない。 築年数が古くても、駅チカは家賃がそんなに安くはない(安い物件もあるが、不便な場所にある)
    • 申し込みから 家賃発生まで結構短い
    • 物件によってはエアコンなど 持ち込みが必要な場合がある
    • 部屋に空きがなかなか出ない

    最大のデメリットは 「空き部屋がなかなか出ない」 こと。

    それだけ 住みやすい良い物件が多いという事 なんですよね。

    あと、ハードルはそんなに高くありませんが 、もちろん「入居条件あり」 です。
    主に家賃が支払える収入・蓄えがあるかということの条件があります。(当たり前ですが・・・
    )手続き等はまだしておりませんので、なんともですが、条件等はURのほうがハードル低そうです。

    希望は、JKK東京かUR賃貸のお部屋。
    どうしてもいい物件が無い場合は、通常の賃貸マンションでとりあえず落ち着くかなーと思っています。

    今回、はじめてJKK東京・UR賃貸の物件を内見して、私のように体が不自由な方などは、バリアフリーな物件が多い、公的な賃貸住宅がいいのではないか と思います。

    まだ、物件が決まっていないのでなんともですが、もしも、公団に移り住むことが成功(笑)したらまたブログでご紹介したいと思います。


    久しぶりの引越し検討なので、事前に↓の本を読んでみようと思っています♪