待ちに待った 劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」観てきました。

待ちに待った 劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」観てきました。

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今って、すごいアニメ映画人気ですよね。劇場版「鬼滅の刃」なんて興行収入300億円!現時点の数字なので、きっともっと行くでしょうね!

私は貧乏性なので、今、劇場公開しているストーリーはテレビシリーズ「鬼滅の刃」の先行上映だと思うので、テレビで観ればいいや♪と劇場には行かない人(笑)

ですが、どうしても劇場に足を運んで観たかったアニメがあります。

それは

劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

テレビシリーズは終了していますが、その続きが劇場で観れる・・・。足の悪い私が劇場にまで足を運んで映画を観ることを楽しみにしていたアニメ作品です。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
この作品ご存知ない方もいらっしゃるかと思うので、簡単なご説明を。


「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
原作は暁 佳奈の小説「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
アニメはテレビシリーズが2018年1月~4月にかけて放送。2019年9月に劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝- 永遠と自動手記人形 -」が公開されています。アニメ制作は京都アニメーション。

ストーリーは「武器」として戦うことしか知らなかった少女が、戦場で上官「ギルベルト少佐」に出会い、人として接してくれるギルベルト少佐を上官として人として慕っていたが、激化する戦場で「大切な人」であるギルベルト少佐と両腕を失ってしまう。
ヴァイオレットは命は助かるが、別れ間際にギルベルト少佐がヴァイオレットに向けた言葉「愛している」の意味が理解できず、退院してから「自動手記人形」(人間の肉声を文字として書き起こす、いわゆる代筆業)として義手を付けてC.H郵便社で働きながら「愛してる」の言葉の意味を探し始める。


ご存知の方も多いかと思いますが、この映画は劇場公開が伸びて伸びてやっと公開となった映画なんです。
本来であれば、今年の1月公開予定だったのですが、アニメーション制作会社の放火事件、そしてコロナと公開が延期になり、やっと9月に公開となった作品です。
本来であれば公開初日に行きたいくらい観たかった作品だったのですが、私の体調が悪く、今回やっと劇場に足を運びました!

そういえば、障害者手帳をもらってから初の劇場での映画鑑賞です。
障害者割引とかあるみたいなので、それも気になる!

足が不自由な杖歩行な私は、段差のある映画館ってちょっと避けていたのですが、今回は頑張って行ってみました!

コロナ対策中の映画劇場へ
映画館では初めて障害者手帳を出してみましたが・・・

私が今回、劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」観に行った映画館は、東京都板橋区にある「イオンシネマ板橋」です。

最初は池袋の映画劇場に行こうと思ったのですが、コロナ化なのでなるべく繁華街を避けたいなーと思い、住んでいる池袋からちょっと外れた映画館を選びました。

この映画館はイオンの中にある劇場で、私は平日の水曜日に行ったのですが、学校終わりに映画を観に来た子供や、ファミリーなんかで結構混んでいました。

そういえば水曜日って割引デーなんですね。
混んでいるのを避けたかったですがウッカリ(笑)

私、頭の中から割引デーがすっかり抜けていたので、

「大人一枚、障害者手帳持ってます!」

って申告しちゃったのですが、割引デーでもともと障害者割引と同じ値段で販売している為か、あとからチケット見たら普通に大人一般のチケットでした(笑)

私は足が不自由なので、座席を選ぶときに段差の無い、スクリーンに近い見づらい席を指定したのですが、受付の女性が

「もしも、可能であればもうちょっと後ろのほうが首や目が疲れませんよ。今はコロナ対策でココの席が空いているので、この席の端をつかまって2段くらい上に行ければ、観るとき大分楽だと思いますが・・・」

とアドバイスしてくれたので、階段を2段上る席の通路側にしました。

余談ですが、映画劇場って段差があって手すりが無いところが多いので、どうしても映画は劇場で観ようという気になれません。
手すりとかある劇場もあるのかな?私が知っているところは見かけないので、やっぱり家で見てしまいがちです。
コンサートとかもそうで、武道館とかは階段が怖くて行けません~。(泣)


さて、話を戻しますが、座席には
「うんしょ!うんしょ!」
と階段をのぼることができて、チケット売り場の方のアドバイス通り見やすい席でした。
ありがとうですー。

劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」私の思うところとスゴイところ(ネタバレあり)

ここからちょっとネタバレあるので、映画を観に行く予定の方はスルーしてくださいませ。

映画を見た感想ですが、まずはやっぱり京都アニメーションの作画がスゴかったです。
風景、人物の動き、画の色彩・・・テレビシリーズから映画なみのクオリティだった作品なので、やっぱり劇場のスクリーンで見るとそれだけで「グッ」とくるものがありました。
スタッフの方の情熱がバシバシとスクリーンから伝わってきました。

私は原作小説を読んでおらず、テレビシリーズだけを観た人なので、そういった私が感じた劇場版のストーリーの感想です。

私はヴァイオレットとヴァイオレットの大切な人、ギルベルト少佐の関係をどちらかと言うと「親子」に近い関係と思っていたんです。正確に言うと「親子以上・恋人未満」みたいな。
でも、劇場版を見るにギルベルトはヴァイオレットを「恋人」として見ているのがわかって、ちょっと私の感覚とズレが生じてしまい、ストーリーに入り込めないところがありました。
でも、このエンドで締めないと、きっと私の中でこの作品が悲しい作品になってしまったのでは無いかと思うと、やっぱりこの終わり方でよいのかなーと、ちょっと複雑な気持ちで劇場を後にしました。
多分、それはこの作品を作った京都アニメーションのあの事件を思い出すと、あの事件の影響で劇場公開が伸びたこの作品のエンドが悲しい終わり方で終わって欲しくないという、自分の想いもあったので、なんだかホッとしたような温かな気持ちにもなりました。

一つビックリしたのは、最後のエンドロールのところで誰一人、劇場から出なかったところ。
なんだか、私は今日一緒にこの作品を見ているお客さん全員が、この作品とこの作品に携わった人、そしてアニメを制作した京都アニメーションの方々に敬意を払っているように思えました。

多分、このエンドロールのお名前の中には京都アニメーションの火災に巻き込まれた方もいらっしゃるのではと思うと、胸がキューっとなりました。
こんなに素敵な作品を作った才能をあの事件で失ったことは本当に残念でなりません。

足に障害があるから正直外出や、劇場の階段など辛いけど、やっぱり劇場で映画を観るのはいいなーと思いました!

映画を観終わったあと、スタバでお茶して余韻に浸っております♪

そういえば、劇場に入場するときに入場者特典の小説を頂きました。(ファンの人ならこれをもらう為に映画に足を運びますよね)
家でゆっくり読んでみます♪

今回はどうしても劇場で観たかった映画を観る事ができて、本当によかったです。思い切って劇場に行ってよかった。

劇場に行って思ったのですが、私は足に障害があり、段差の上り下りがすごく大変だからと行くことを躊躇っていたことにちょっと後悔というか疑問を感じたんです。

やっぱり、足は動かないし、痛いし、ジタバタしていると恥ずかしいし、なかなか上り下り出来ないから後ろに人が並んじゃうし・・・
そう思うと、行きたいところに行けないというか、「行かない」自分がいます。

だけど、それって、まだ、どうにか歩ける自分の行動範囲を自分で狭めていないかなーと思いました。

やる前に、行く前に諦めちゃってることが多いですよね。最近。

今回、久しぶりに劇場で映画を観にいってすごく感動して・・・

こんな体験を私は結構、見送っちゃっていたのが悔しくて。

だから、まだ、どうにか歩けるなら、なるべく行きたいこと、やりたい事は
「やり遂げる」
事に努力してみようと思ったんです。

「出来るうちにやっておこう」
って思ったんです。

無理は良くないけど、出来る可能性があるなら、出来るなら少しだけ頑張ってみようと、ちょっと思った次第です。


話はそれましたが劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」はアニメ好きでない方もおススメ出来る作品です。

劇場版はいきなりみても、過去の経緯(アニメシリーズ)がわかるようになっていますが、アニメシリーズは本当に素晴らしく、ヴァイオレットの心の変化が本当に痛いほど伝わってくるので、劇場版を観る前に観ることをおススメします。

私もこれを機に小説版を読んでみようかなー。

本当に素敵な作品です。


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